管工事業で建設業許可を取得するために必要な要件
こんにちは!大阪府岸和田市を拠点に大阪府・兵庫県・京都府で活動している株式会社日螢機電は水に関する製品の製作及び設置工事・機械修理を行っている会社です。
このコラムでは、管工事業で建設業許可を取得するために必要な要件についてご紹介いたします。
管工事の種類
建設業許可における管工事とは、建設業許可事務ガイドラインより冷暖房・冷凍冷蔵・空気調和・給排水・衛生等のための設備、または金属製等の管を使用して、水・油・ガス・水蒸気等を送配するための設備を設置する工事と定義されています。
具体的には、空気調和設備工事・冷暖房設備工事・浄化槽設備・フロン類の漏洩防止工事・冷凍冷蔵設備工事などが挙げられます。
管工事建設業許可要件
管工事建設業許可要件には、経営業務管理責任者・誠実性・欠格要件・専任技術者・財産要件の5つがあります。
経営業務管理責任者・誠実性・欠格要件については、許可の種類に問わず同じ要件となりますが、専任技術者・財産要件は一般か特定建設業許可により異なります。
許可申請者が法人の場合は常勤役員、個人の場合は事業主本人が管工事業に関する経営者経験が5年以上、もしくは管工事業以外の建設業に関する経営者経験が7年以上あれば、要件を満たす可能性が高いです。
専任技術者要件を満たすには、管工事業の対応資格である1級管工事施工管理技士などの特定建設業専任技術者となりうる国家資格などの資格を持っている必要があります。
他には、土木工学などの管工事業の指定学科を卒業し、かつ高校もしくは中等教育学校卒業後5年の実務経験、高等専門学校・大学卒業後3年以上の実務経験があることなどがあるので、事前にチェックしておきましょう。
また、指定建設業である管工事業は実務経験のみでは取得できず、1級管工事施工管理技士もしくは技術士取得でしか要件を満たすことができないので、ご注意ください。
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