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求職者必見!専門性が身につく製缶工事とは?

こんにちは。
大阪府岸和田市に拠点を置き、水に関する機械設置、機械修理や管工事を請け負っている株式会社日螢機電です。
水に関わる工事を専門とすることで、弊社は、岸和田市をはじめとした大阪府にお住まいの方々が安心して水を利用できる環境づくりに貢献しています。
またこれらの工事だけでなく、水を貯蔵するための製缶も行っています。
製缶とはあまり聞きなれない言葉かもしれません。
そこで今回は製缶工事について、ご説明したいと思います。

製缶工事とは

製缶工事
製缶工事とは、一般的に鉄やステンレスなどを溶接し、気体や液体を入れるためのタンクや水槽を作ることを指します。
しかし、これだけではなく、棒状の鋼材を断裂、穴あけ、屈曲させ立体的に組み立てることも製缶工事といわれています。

製缶工事の手順

では、製缶工事とはどのような手順で行われるのかをご説明します。
1、設計
どのような形状で、どれくらいの強度で……など、機械の特徴などに合わせて必要な製缶の設計を行います。
弊社では設計から請け負っているため、ご依頼主様のご要望を具現化しオリジナルの製缶を手掛けることができます。
このように一貫して依頼できるため、コスト削減にもつなげることができ多くのご依頼主様よりご相談いただいています。
2、切断、抜き加工
設計図に沿って、必要なパーツに加工していきます。
主にレーザーやタレットパンチなどで加工していきますが、使用する材料に合わせて加工法や使用する機械を使い分けて加工していきます。
3、曲げ加工
切断したパーツを曲げ、組み立てて骨組みを作っていきます。
製缶作業で重要な加工がこの曲げ加工です。
単純な作業に見えますが、できるだけ素材に負担をかけないように加工する必要があります。
そのため、弊社ではしっかりと経験を積んだ熟練スタッフしか担当させていない工程です。
4、溶接
組み立てたパーツを溶接し、パーツを接合していきます。
溶接作業にはMIG溶接とTIG溶接があり、使用する素材や商品の用途に合った方法で溶接していきます。
5、穴あけ加工
部品を固定するためのボトルやタップ穴を開ける作業です。
穴を開ける作業は、ドリルやボール盤で行うことが多いですが、近年ではマシニングセンタで行うことが増えています。
マシニングセンタで行うことで、他の作業を同時進行で作業を行えるため、作業効率、時間短縮につながります。
6、機械加工
精密な加工をしていく工程です。
機械加工で素材を削ることで、求める精度にしていきます。
7、研磨作業
今まで行ってきた溶接などの加工のあとを目立たないようにする作業です。
加えて、素材に光沢を与えていきます。
8、表面処理
素材の表面に被膜を形成する作業です。
この作業を行うことで、耐食性や導電性、耐熱性などの機能を付与できます。
また他にも、塗装やメッキなどで着色も可能です。

高い技術力が必要な製缶工事でスキルアップ

共にプロを目指そう
いかがでしたか?
一つのタンクを作るために、多くの作業が必要です。
機械の操縦だけでなく、素材の特徴などさまざまな知識が必要となる工事です。
はじめこそは慣れない言葉や専門性の高い作業が多く、慣れなるまで大変かもしれません。
しかし、知識、経験を突き詰めることができれば、奥が深く自分にしかできない仕事へと変わっていきます。
自分にしかできない仕事を身につけませんか?
弊社では製缶工事の他にも、専門性の高い工事を請け負っています。
能力に合った業務に携われますので、興味のある方はお気軽に求人にご応募ください。
最後までご愛読いただき、誠にありがとうございました。